活動報告 / Notes

西村研究室が浅草雷門通りで社会実験を実施
西村研究室が浅草雷門通りで社会実験を実施

台東区からの依頼を受け、3月7日から13日にかけて浅草・雷門通りにて社会実験を実施しました。実験の趣旨について、西村亮彦准教授は「コロナ禍が明けてインバウンドの影響で来街者が急増する浅草の街では、歩道の混雑や休憩場所の不足が深刻な問題となっていた。特に、観光客が集中する浅草寺雷門前の通りでは、歩行者通行量に対する歩行空間の不足が著しい一方、自動車交通量がそれほど多くないことから、道路空間の配分を適正化することが求められている。そこで今回、車道の一部を歩行者のための空間に転用し、来街者の憩いの場として活用する『パークレット』の社会実験を実施した」と述べました。

橋本特任教授が地盤工学会の「令和6年能登半島地震調査報告会」に登壇しました

3月6日、公益社団法人地盤工学会主催の「令和6年能登半島地震調査報告会」がオンラインで開催され、本学理工学部まちづくり学系の橋本隆雄特任教授が登壇しました。本報告会では、能登半島地震発災から約2か月間の調査活動で得られた、主に地盤にかかわる被害事例について、地盤工学的視点から橋本特任教授含む7人の専門家がそれぞれの分野で調査報告を発表しました。報告を終えた橋本特任教授は「宅地調査は、国土交通省都市局・住宅局と一緒におこなった。能登半島地震の宅地の被害は予想以上に大きかった。これまでの地震被害は擁壁が多かったが、今回は液状化による側方流動や盛土斜面の崩壊が多い。今後は、特に石川県内灘町・かほく市や新潟県西区の液状化による側方流動による被災地に対して、今後の復興対策を国土交通省と一緒に早急に検討していくことが重要である」と述べました。

橋本隆雄特任教授が「防災・減災×サステナブル大賞2024」で優秀賞を受賞
橋本隆雄特任教授が「防災・減災×サステナブル大賞2024」で優秀賞を受賞

橋本隆雄特任教授が会長を務める文化財石垣・石積擁壁補強技術協会が、「 防災×減災サステナブル大賞2024 」(一般社団法人減災サステナブル技術協会主催)において、減災サステナブルアワード優秀賞「防災・減災×レジリエンス賞」を受賞しました。

橋本隆雄教授が建設技術展2023関東に出展しました
橋橋本隆雄教授が建設技術展2023関東に出展しました

11月15、16日に豊島区・サンシャインシティ展示ホールC+D(文化会館ビル2F・3F)で開催された展示会「Construction Xross2023 建設技術展2023関東」に理工学部まちづくり学系の橋本隆雄教授が、自身の開発した「レジェンドパイプ工法協会」で出展しました。

まちづくり学系で世田谷キャンパス周辺のプランターへの花苗植え込みを行いました
まちづくり学系で世田谷キャンパス周辺のプランターへの花苗植え込みを行いました

まちづくり学系は、世田谷区と「みどりと花いっぱい協定」を結び平成21年から活動を続けています。同協定は、区から年2回提供される花苗等の資材を花壇やプランダーに植え日常管理を行うもので、まちづくり学系は世田谷キャンパス周辺のプランターの管理を行っています。 10月19日には、選択必修科目「ランドスケープデザイン」の授業の一環として同科目履修学生約60人が植え込み作業を行いました。本科目は造園の歴史や庭園の様式を学び、演習を通じて空間認識への理解を深めることを目的としており、学生らは、実践を通して緑や花への理解を深めていました。

お知らせ / News

XXX研究室がXXXXXXしました。

XXX研究室が3月20日にXXXXXXを開催します。

XXX研究室がXXXXXXしました。

XXX研究室がXXXXXXしました。

デザインとエンジニアリングを身につけ、
持続可能なまちをつくる!

まちづくり学系は、土木工学をベースとし、空間デザインの知識と技術を身につけることができる全国でも数少ない学系です。

実務経験の豊富な教員による実践的な教育も特徴で、都市デザインや公共空間デザイン、防災まちづくりや構造物の維持管理など、これからのまちづくりに必要な知識と技術を学ぶことができます。

各教員が関わるプロジェクトに参加することで、在学中から実際のまちづくりに関わり、実践力を身につけることができます。

国士舘大学 理工学部 まちづくり学系

学びの特長 / Features

学系の特長

まちづくり学ってなに?

都市や地域の計画やデザイン、街路や水辺、駅前広場といった公共空間のデザイン、橋梁や河川堤防といった土木施設の計画・設計・施工・維持管理など、住む人々が安全・安心で生き生きと暮らせる「まち」をつくるための学問です。

なにを学ぶの?

図面の作成方法やスケッチ・模型などのデザイン表現の基礎、都市や公共空間のデザイン手法、構造物の設計技術や維持管理手法、地震や洪水などの自然災害を防ぐ技術など、これからのまちづくりに必要なデザインとエンジニアリングを学びます。

どんな将来が待ってる?

まちの将来構想から運営を担う公務員、鉄道や高速道路などの事業者、公共空間や土木構造物の調査・計画・設計を担う建設コンサルタント、実際の工事を担う建設会社、エリアマネジメントを担うまちづくり会社などで活躍できます。

まちづくり学系の3つの分野

防災・減災まちづくり分野
防災・減災まちづくり分野

洪水による水害、地震による地滑りなど、自然災害の被害を抑えるハードやソフトの技術を学びます。高い防災力と、魅力ある地域づくりを両立する防災まちづくりの技術を身につけます。

地域・都市デザイン分野
地域・都市デザイン分野

人が主役のまちを実現する計画・設計技術と空間デザインを学びます。実際の都市を対象とした設計演習やフィールド演習を通じ、実践的なデザイン力を身につけます。

構造物設計・維持管理分野
構造物設計・維持管理分野

橋や道路などの社会基盤施設の設計技術と維持管理技術について学びます。構造実験や設計演習、フィールド調査を通じ、地域に長く愛される構造物の設計力を身につけます。

卒業生の進路

就職:東京都庁、神奈川県庁、埼玉県庁、群馬県庁、世田谷区役所、練馬区役所、品川区役所、千葉市役所、三郷市役所、深谷市役所、新座市役所、富士見市役所、鎌倉市役所、エイト日本技術開発、オオバ、千代田コンサルタント、トーニチコンサルタント、開発虎ノ門コンサルタント、三井住友建設、川田建設、鴻池組、竹中土木、フジタ、ライト工業、NIPPO、首都高メンテナンス東東京 など

大学院:埼玉大学大学院、熊本大学大学院、国士舘大学大学院

取得を目指せる資格

技術士*、技術士補、測量士*、測量士補、1級・2級土木施工管理技士*、ランドスケープアーキテクト(RLA)*、1級・2級造園施工管理技士*、コンクリート技士*、地盤品質判定士*、地盤品質判定士補、土地家屋調査士、1級土地区画整理士*、特別上級*・上級*・1級*・2級*土木技術者*、防災士 など

*は、卒業後に資格ごとに定められた実務経験を経て受験資格が得られます。

カリキュラム / Curriculum

カリキュラムの特長

1年次には、専門分野への導入として、優れた事例を通してまちづくりの魅力や課題を理解すると同時に、パースや模型といったデザイン表現の基礎技術、構造力学や設計製図、測量学など計画・設計の基礎技術を身につけます。

2年次では、都市計画やまちづくり計画、景観デザインやランドスケープなどの空間デザイン技術と、構造力学や土質力学、水理学といった計画・設計技術により、まちづくりに関わる専門分野の基礎知識や技術を身につけます。

3~4年次では、2年次までの学びを発展させ、これからのまちづくりに必要不可欠の「防災」、「デザイン」、「維持管理」に関する専門的な知識や技術を身につけるとともに、「公共空間デザイン演習」や「まちづくりフィールド演習」など実際の空間を対象とする演習科目群を通じて、実践的な力を養います。

また全学年を通じて、アクティブラーニングを取り入れた講義や演習により、創造力や思考力、コミュニケーション技術やプレゼンテーション技術が自然と身につくように工夫しています。

特色ある講義

まちづくり学系は、多くの人が暮らす都市から自然豊かな農山漁村まで、そこに住む人々が安全・安心で生き生きと暮らせる「まち」を創造するための計画・デザインの知識と技術を学ぶ学系です。

ここでは、まちづくり学系で開講しているいくつかの講義を簡単に紹介します。

まちづくり概論(1年次)
まちづくり事例を題材にしたグループワークや、実際のまちあるきなどを通じて、まちづくりの魅力や目的について学びます。
景観デザインの基礎A /B(1年次)
空間デザインの表現に欠かせない立体パースや、模型作成の方法について、演習を通じて学びます。
防災まちづくり(2年次)
地盤災害の防止方法や洪水・津波・液状化の災害ハザードマップ、地域防災の仕組みなどについて学びます。
まちづくりの計画と考え方A /B(2年次)
まちづくりの調査・計画に必要なデザインサーベイやアクティビティ・リサーチ、ヒアリングやアンケートなどの技術、またまちづくりのデザインの考え方や、利活用などマネジメントに必要な基本的な知識と技術を、演習を通じて学びます。
まちづくりの交通計画(2年次)
歩いて暮らせるまち、高齢者に優しい公共交通など、これからのまちづくりに必要な交通のあり方と交通量推計手法などについて学びます。
まちづくりの実際(2年次)
まちづくり先進都市である世田谷区のまちづくり事例を対象に、完成した空間を視察するとともに、構想・計画から設計・施工に至る流れや進め方を学びます。
公共空間デザイン演習(3年次)
実際の場所を対象として、まちづくりの観点から空間の構想・計画を行い、デザイン提案としてまとめることで、空間デザインに必要な技術と発想力を学びます。
維持管理工学(3年次)
インフラメンテナンスの重要性を理解し、その基本的な考え方と、主に橋梁の維持管理に必要な、点検や構造力学、補修補強などに関する基本的知識を学びます。
ゼミナールA /B(3年次)
本学系では、3年生から研究室に所属し、より専門的な知識や技術を身につける活動に取り組みます。研究室によって内容は様々ですが、コンペ(設計競技)への応募や社会実験の実施、整備事例や施工現場の視察を実施します。
卒業研究(4年次)
これまでの学びの集大成として、まちづくり分野の社会的課題と学術的課題に基づくテーマを設定し、客観的なオリジナルデータに対する分析や論理的な考察を通じて、まちづくり分野における新しい知見を提示することに取り組みます。

履修モデル

履修モデル(例)を掲載しています。将来の夢の実現を目指し、目的ある履修計画を立て大学生活を送る在学生たちの1週間を見ることで、入学後の大学生活、そして将来へのイメージを膨らませてみてください。

まちづくりの基礎的な知識や技術を学ぶ

2年次秋期

 
1限 - - - - -
2限 都市計画 コンクリート工学および演習 住環境の心理学 ランドスケープデザイン -
3限 キャリアデザインB コンクリート工学および演習 水理学および演習 まちづくりの計画と進め方B -
4限 まちづくりの交通計画 土質力学A 水理学および演習 - 英語3
5限 - - - - -
6限 - - - - -
7限 - - - - -
設計演習やゼミナールなどより実践的な内容に取り組む

3年次春期

 
1限 - - - - 公共空間デザイン演習
2限 - 河川工学 - - 公共空間デザイン演習
3限 - 空間情報学 - 建設材料・構造実験 都市デザイン
4限 まちづくりの調査解析 土質力学B - 建設材料・構造実験 都市緑地計画学
5限 ゼミナールA - - - キャリアデザインC
6限 - - - - -
7限 - - - - -

研究室・教員の紹介 / Staff

教員リスト

教員・研究者
津野 和宏 教授
構造・維持管理工学研究室
二井 昭佳 教授
景観デザイン研究室
西村 亮彦 准教授
都市デザイン研究室
橋本 隆雄 特任教授
防災まちづくり研究室
山坂 昌成 教授
水工学研究室
非常勤講師
崎谷 浩一郎
株式会社イー・エー・ユー
山田 裕貴
株式会社Tetor

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